朝鮮に対する戦争責任

朝鮮は日本が近代化していく中で一番最初に帝国主義の犠牲になった国です。

1876年に日朝修好条規という不平等条約を押し付け、
1894年からの日清戦争で朝鮮を戦場とし、その際農民の抗日運動を武力鎮圧。

1904年、日本軍の韓国内利用受諾等の日韓議定書の締結、外交権の剥奪。

1910年、韓国国民の抵抗を圧殺し、韓国を併合。
（韓国の最大与党が併合に合意したとはいえ、それが民意とは限りません。今の日本政治を見てもわかると思います）

併合反対の義兵を武力鎮圧し、土地調査と称して土地収奪、
1919年の万歳事件を武力鎮圧。

1923年の関東大震災時に朝鮮人を虐殺。

戦時中には朝鮮民族への圧制は強化されていき、
・学校での朝鮮語の使用禁止
・創氏改名
・キリスト教迫害と神道強制による信仰の自由の剥奪
・民族伝統の破壊、民族自覚を喪失させる皇民化。

などという精神的迫害のほかに、

・労働力を補うための強制連行と労働現場での暴力
・徴兵制を朝鮮人にも強制し戦奴化し殺す
・従軍慰安婦として朝鮮人女性を性奴隷化
・連行された朝鮮人の原爆被害（4万8千人）
・戦後の南北分断化の一因



私は以上の戦争責任の自覚が日本人に十分にあるとは
到底思えないのであります。