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政治経済から料理、芸能、娯楽までの 韓国文化についてご紹介していくサイトです。 韓日友好の掛け橋となれるよう頑張ります。
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下記の記事は朝日新聞記者によるもので
「韓国の発展の前に日本人が嫉妬している」という内容なのですが、
この記事に対して2ちゃんねらーのバッシングがものすごいですね。

ここまで過剰に反応するということはやはり図星だったんでしょう。

職もなくひきこもってばかりで彼女もいないニートなオタクたちにとって、
隣国韓国こそ優越感を感じられる存在だったのに
その韓国が日本を追い抜こうとしてるのは面白くないわけです。

自分より劣る存在が無ければ自我を保てない脆弱な奴ら。
それがネット右翼です。

韓日友好のためには彼らを自立させるところからはじめないといけないと考えると頭が痛いですね。
さすがに殺すわけにもいかないし。^^;

図星だからって逆切れしてる暇あったら国家なんかに寄り添わず
自分の足で立てる人間になってほしいですね。


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大韓民国・麗水(ヨス)77票、モロッコ・タンジール63票。11月27日未明にフランスのパリで開かれた
博覧会国際事務局(BIE)総会で、2012年麗水万博開催が決まった。昨年夏に、2014年冬期五輪
開催地に立候補した平昌(ピョンチャン)がロシアのソチに敗れているだけに、今回の決定は日本人で
ある私としても大変嬉しい事件だ。<中略>

しかし私は、麗水万博誘致過程を取材する中で苦い経験もした。「麗水万博」誘致をめぐって韓日
関係が軋轢を生じる姿を見たからだ。日本政府が麗水万博支持を韓国政府に伝えたのは、投票
の僅か1週間前、シンガポールで開かれた韓日首脳会談の席上でのことだった。東アジアの中で
一番遅い表明だった。どうしてこんなに遅くなったのか。<中略>

これには、麗水万博テーマが「海洋」であることも影響を及ぼしたようだ。「万博で日本海(東海の
日本式表現)を『東海』と呼んで、竹島(独島の日本式表現)の領有権を主張する展示が続いたら
どうするか?」 日本政府の中には、そう心配する声もあったようだ。しかし独島の領有権問題は
戦後ずっと続いている問題であり、両国は1998年10月に過去を総括して未来志向を明示した「韓
日共同宣言」を出している。

それでは、どうして今度はうまく行かなかったのか?私見を言えば、「韓日双方に責任がある」と
いうことだと思う。日本政府で働く知人たちは、「最近の日本外交は余裕が無い」と歎息する。私も
同感だ。誤解を恐れずに言えば、昔の日本外交はいわゆる「金持ちケンカせず」という外交だった。

かつて日本政府は、「世界第2位の経済力を誇る大国」という自負心とその経済力を重要な外交
カードとして活用するという戦略を取った。だから相手の主張に比較的寛容な外交を展開してきた。
「損して得とれ」という諺のとおり、「相手に理解を示すことが、日本の主張が耳を傾けられるように
なることに繋がる」という考え方だ。欧米が嫌うミャンマーやイランにさえ積極的に経済協力をして
きた。もちろん、アジア各国に対しては過去の戦争責任を償おうとする雰囲気も強かった。

しかし、最近は余裕がない。2006年秋に潘基文(パン・ギムン)氏が国連事務総長に当選したときも
そうだった。私は、アメリカのボルトン前国連大使の発言とは違って、最終的に日本は潘基文氏
支持に転じたと思う。しかし途中には「潘基文支持」を嫌がる雰囲気があったことも事実だ。潘基
文氏当選の半年ほど前、日本の外務省高官である友人が、同僚10人ほどと国連事務総長選を
話題にしたときのエピソードを語ってくれたことがある。その友人は知韓派で、「潘氏を支持したら
どうだろう」と提案した。しかし同意したのは、アジア関係の仕事をしていた高官だけ。それ以外の
官僚は、「日本を攻撃ばかりしている盧武鉉政権をどうして手助けするのか」「潘氏支持だなんて
とんでもない」と口をそろえて反対したという。

このような背景には、日本政界の右傾化が考慮されなければならない。福田政権発足でこうした
傾向に歯止めがかかったとは思うが、今の政界には「過去の戦争責任に対していつまでも謝罪
する必要は無い」と叫ぶ人相当増えている。政治家の発言を無視できないのは日本も韓国も同じ
だろう。

日本は1990年代のバブル崩壊で、世界での地位が低下した。日本国内には、「我々もヨーロッパ
のオランダやポルトガルのように落日を受け入れて(国運が傾いたという意味)、それに相応しい
生活を楽しめば良いではないか」という声もある。しかし多数の世論は、「もう一度過去の勢力を

取り戻そう」という声を支持しているように見える。

もちろん「過去の勢力」というのは、盧武鉉大統領が心配する「大日本帝国時代」のものではない。
日本人は、1970年代に経験した高度成長時代の再現を望んでいるのだ。日本人たちは「老後に
年金がきちんと支払われるか」という漠然たる不安感を抱いている。不安を解消するために再び
朝鮮半島を占領するつもりは全然ないが、引き続きアジアの最大経済大国でありたいという考え
も持っている。そうした不安感が、隣で着実な経済成長を続ける韓国・中国への嫉妬に変化して
いるのだと思う。

この「嫉妬」をうまくコントロールして「健全な競争心」へ置き換えるのが政治家の仕事だ。政治家
がおかしくなれば官僚が歯止めをかけなければならない。しかし現在の日本は、政治家にも官僚
にも「嫉妬」がはびこっているようだ。

一方、韓国の人々にも指摘しておきたいことがある。今年11月初め、私は朝日新聞の一員として
青瓦台(大統領府)で盧武鉉大統領のインタビューに陪席する機会を得た。間近で見た大統領は
表情も口調も温厚で、大統領としての品格が漂っていた。

ただ、その発言には率直に言って首をかしげさせる点もあった。「日本の大部分の右派政治家は、
過去の栄光を取り戻したいと主張している」として、日本に植民地時代への回帰を追い求める動き
があるかのように語った。しかし右派政治家たちにそれほどまで過激な目標があるとは思えない。

大統領は非公式な席でも、こうした過激な発言を繰り返していると聞く。どうして日本人をこれほど
非難する発言をするのだろうか。

今年10月末に日本を訪問した金大中氏が、先ごろ発表された拉致事件報告書に関して「日本に
失望させられた」と述べたこともある。韓日両政府に対して「真相糾明の責任がある」とも主張した。
確かに日本は韓国と政治的決着を繰り返した。だが、そのように思うのならどうして自分の大統領
在職中に真相糾明を徹底的に行なわなかったのか。こうした事件は時が経てば経つほど関係者
が高齢化して解決が難しくなる。町村官房長官は「どうして大統領在職時に言わなかったのか」と
不快感を表明した。金大中氏の発言が麗水万博支持をためらう日本政府の態度を一層頑固にさ
せた可能性もありはしなかっただろうか思う。

麗水万博は必ず成功してほしい。そして、独島問題に関する韓国側の主張を大きく展開する機会
を得て、同時に日本にも反論の機会を与えれば良いだろう。そのように思うのは私だけだろうか?

★牧野愛博(まきの・よしひろ)朝日新聞ソウル特派員

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